わくど石悲恋の岩に苔のむす 解  説
種別 <伝 説>  味取の平尾山の山麓に蛙石(女石)、谷一つへだてた石塚山に蛙石(男石)と呼ばれる二つの巨石があり、両石の間には次の悲恋が伝えられている。
 「正院長者の娘が、石塚長者の若殿と舟遊びをしているうち恋してしまう。煩悩がつのるうち、恋しさのあまり蛙の泳ぐ姿に意を決し川を泳ぎ渡ろうとする。しかし力尽き川底の藻屑と消え、執着の一念が凝り固まって蛙石と化す。一方それを見ていた若殿も悲しみのあまり全身の血がとまったのか蛙石と化し、それ以降、夜な夜な娘の蛙石は石塚山の男石の元へ通うようになった。」

    出 典 植木町史 より
    駐車場 な し
所在地 味取・石塚山
【「いろは歌解説書」より引用】
 著:大橋幸雄氏


いろはカルタ 【わ】
読み札 取り札
(C)yukio.oohashi